どうも親が90歳という事を忘れてしまう位
元気なのは、いい事だと思うが、
きっと同居してると、毎日喧嘩勃発になりそうだ。
確かに私の母は強い。信仰宗教のお陰か?
私の生まれた県は、冠婚葬祭を盛大にやる所だが、
祝い事や、葬式なんぞは其処までするのか?と言う位する。
時代の流れで、多少の規模は減少してきてるが、
昭和1桁の母は、とにかく親戚や近所に大判振る舞いする。
お見舞い返しや祝いお返しも、せっかちなので早々と返す。
都会の親戚に、頂いた物より高価なものを返して、
又相手からそのお返しを頂戴したりしてその繰り返しをする
元の木阿弥みたいになった事もある。
昔から、私はこれが馬鹿らしくてならなかった。
相手に気を使いすぎるのもなんだかなあ~と思う。
先日も、ひ孫の祝い金を私に託し、そのお返しやお礼の言葉がないので
『本当に(息子に)渡したのか?』と尋ねてきた。
息子夫婦も問題あるが、これは別問題として提示したい所だが、
今は、可愛い念願の子供も出来た夫婦にもめ事を言いたくない。
むしろ、母が見返りを求めるように聞こえて、
ついつい私も電話で言わなくてもいい言葉を発してしまった。
前記事でメンタルを鍛えよう。と誓って、これだ。
猛省したが、その母の反面教師なのか?
私は、社会のしきたりには、最低限度でいいと思っている。
贈って返しのモノの交換劇をする位なら、最初からなしの前提を作る。
これは、周りの知人からの受け売りだが、
バレンタインデーの義理チョコに対して、
ホワイトデーに盛大なお返し に辟易。ならバレンタインデーの儀式は廃止。
お歳暮お中元も、頂いた方にはお返しはするが、あえて
新しい相手は増やさない。等々 これで交遊関係も減り寂しい結果に
なったが、煩わしさは生じない。
伝統を守り続けるには、まずお金がいる。
すべてに断捨離するのは、いいが孤立した核家族になりそうだが・・
私が出産した時は、お食い初め用品、初節句等、色々してもらったが、
息子の嫁さんは、いや今時の若い人達は、赤ちゃん用品も
友達のおさがりとか使い回ししている。
何もかも新しいもので揃えた昔とかなり変わってきているのに感心するが、
物を与えし過ぎた、ゆとり世代にしては
合理的な思考も持っている。
しかし?高齢の母に今更諭しても通じないので、
ほとぼりを覚ましてから、ボチボチ連絡しよう。