途中面白みが欠けると最後まで鑑賞するのが苦痛になってくる映画が
多い中これは違った。
Netflixのサスペンスで、日本名『嵐の中で』というスペイン映画である。
ベタな題名な割に内容の濃いドラマだった。
よくある題材が多いパラレルワールド?タイムパラドックス系の内容
なのだが
正直、こういうのや近未来系は非現実過ぎて、敬遠する私なのだが・・
しかし、この映画はすんなり入って行き、しかも最後まで十分楽しめた。
ざっとあらすじ
自分の時空にいた主人公が、
引っ越した家の納戸で古いTVとビデオテープを発見する。
それは、その家に25年前に住んでいた少年のビデオだった。
少年は、殺人事件を見てしまった後、犯人に追われ交通事故で死んでしまう。
今いる世界で、それを知った主人公は、古いTVを通じて少年と会話出来る
驚きと共に、少年に呼びかけ彼の死を食い止めた。
しかし?それが原因で、彼女はタイムパドラックスが生じ
違う人生の異次元の世界に入ってしまう。
その世界では、主人公ベラの記憶は、元の世界の記憶のままで、
彼女の周辺は変わっていた。夫は、別の女性と結婚していて娘が
消えていた。
助けた少年ニコは、TVを通じて助けてくれた女性を忘れられず
捜し続けていた。物語が綴られて行く内、
この少年の消息だけがわからなかった。見て行く内に成長した少年が
中々現れず、それが鍵のような気になった。
画像はお借りしました
最初は、次元とはいく通りも存在するような錯覚に陥るが、
その人の人生はオンリーワンのみで時空の狭間で故意に変えてしまうと
いくつもの人生が現れるらしい。
成長しあの可愛かった少年が、イケメンになっていて、
主人公の運命の相手だった。
ファンタジーであり、素敵な恋愛映画だ。
欧米系、しかもスペイン映画のすばらしさを教えてくれました。