息子2が孫を連れて遊びに来た。
嫁さんは義母と外出して、休みなのに夕方5時まで孫の面倒を
任されたらしい。
人見知りするようになった孫は、私や夫が抱くと
火が付いた様に泣いたが、猫に障らせたりしてあやしている内
泣き止み笑い声をあげた。
こうやって、玉に顔を見せてくれるのはいいが、
いざ、1日でも預かってと言われると チト困る。
孫は、息子だけのものじゃなく、背後には生んだ嫁がいる。
どう扱えばいいのか戸惑うし、疲れが倍増しそうだ。
別に嫁に気を使う訳でがないが、
息子が選んだ嫁は、あまりにも私と別キャラで、
しっかりしていて、あんなに10~20代を自由奔放に生きていた息子を
見事に懐柔させたという功績を持ち合わせている。
(よくぞ更生させてくれた!) と密かに思っている・・
息子が、結婚するまでの家にいた頃はとんでもない放蕩息子で
好きな事に身をこやし、付き合った女子も何人もいて、
家に連れて来ては、はち合う度
今時の若い女の子は皆同じに見えた私は、
同じ子だと思い違いした。
30代になり、今のお嫁さんと結婚してやっと落ち着き始めたのである。
最終的に、しっかりした子とゴールインしたから
そこだけが、褒めたい所だが・・
しかし?昔は服装や髪形に拘ってきめて?いたのが、
どうも最近は、嫁に給料も皆牛耳られ、
我が身をかまう暇がなくなったらしい。
髪は、ボサボサ服もなぜか?ヨレヨレに見える。
嫁さんや孫は、可愛い様相だが
何やら生活に疲れたオッサンの様にも取れる。
見て見ぬふりしていたが、
私としては、オバカ息子に振り回されたので、
『子を持って親の気持ちが初めてわかる』が
痛感しただろうと思ってしまう。
嫁さんが持たした手提げに個別に分けた粉ミルクに
その又持参したポットでミルクを作り孫に飲ましてる姿を見ると、
感慨深いものを感じる。
その中には、
おもちゃや紙おむつや着替えや汚れものを入れる袋もある。
思わずのぞき込んでしまったが、やはり嫁ちゃんは
完ぺきだった。