隣の芝生は青いのか?

2人暮らしだけど、1人でお気楽食事がいい。けれど料理は無。 日々雑感、生活難、家族難多彩。内向的?毒舌が特徴。

美容院で、嫁姑話に花が咲く・・

久々にばーちゃん美容室に毛染めに行った。

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30代の頃から利用している美容室だが、その当時はオーナーの美容師の他に

数人いたが移り行く業界の進出で、

従業員は1人減り2人減りとなり、私の専属だったオーナーの義理妹も

実家の両親の介護の為辞めた。現在は80歳近いばあ~ちゃん美容師(オーナー)が

1人で細々と経営している。

いつ廃業するかわからない経営だが、安いし気心が知れているので

ついつい行ってしまうのだが。。

 

私は、その他に最新若いスタッフがいる美容室もたまに利用している。

そちらの方が技術的にもうまく、現に先々月利用した時のヘアカラーは

料金は高かったが長持ちした。

そんな事をもちろん言わないし、自分の所専属だと思ってるオーナー美容師。

”ご無沙汰だから、TELしようと思ってた” とか言う。

 

正直申すと、最近はやはり年齢には勝てないのか

シャンプーは昔ながらのゴシゴシは許せるが、毛染めはだんだん大雑把に

なったように感じる。

額や肌に液の跡が残ったりしている。

あえて指摘はしないが、なんと言っても格安にしてくれるのでついつい

足を運んでしまうのが義理人情と言うものだ。

 

 

昔からの馴染みで、家を店舗にしているので知ら知らずこの家の

状況がわかってしまうのだが、

1階は店舗、2.3階は自宅なのだが息子さん家族と同居していて

過っては、ダンナさんとお姑さんが同居していていずれも逝去された。

その当時は、お姑さんや夫さんのヘアケアもついでに?やってらしたので

双方お見かけして面識があった。

夫さんも仕事をしていたが、何と言っても髪結いの亭主

収入は、妻の方が多かったと想像するが・・

同居する姑も嫁と負けず劣らずの気の強い性格だったらしいが、

嫁が、ストレス発散で毎夜毎夜飲み歩く事には、口を出さなかったらしい。

自分の稼いだお金で散財する。家や子供の面倒を見てから夜な夜な外出する事に

口出ししたいが言えなかったお姑さんである。

当時は、バブルの絶頂期。気の弱い夫さんも見て見ぬふりの黙認だったとか?

嫁さんであるばーちゃんオーナー美容師は、さすがに売上金も搾取する使い込みに

目が覚め、そろそろ潮時と思った頃に

知人から聞き知った話で、お姑さんがポロッともらした一言もきっかけだったらしい。

それは

『〇〇子さんは(ばあーちゃんオーナー美容師)いつまで夜遊びするんだろうねぇ~』

だが、

 

普段は、嫁の気に入らない動作の小言はチクチクと言っていたらしいが、

そんな事は一切動じなくスルー一直線の嫁だった彼女。

夜遊びだけは、一言も文句を言わなかったお姑さんが人伝ながらもらした

その言葉を聞いた時が今でも記憶の奥底に残った。

 

そのお姑さんの根底には、嫁の収入が多い事に対する疎ましい気持ちもあったが

それより仕事を抱えながら子供や家事を一生懸命している

(本人曰く昔の嫁だと当たり前?)だったとか?

嫁の身体の気遣いもあったのだろう。

 

それを回想のように言うオーナーに、なぜか?聞き入ってしまった私

 

私も過って、姑と同居していて決して気の合う関係ではなかった。

最後までわだかまりを抱えたまま、姑は亡くなってしまった。

未熟で、子育てにことごとく口出しする姑を好きになれず、

数知れぬ葛藤があった。

 

けれど、このオーナー美容師のようにストレス発散する勇気もなかった私である。

対人関係が苦手でネガティブ思考に陥っていた。

今から思えば、姑がどんな人であろうと結局は自分自身だったと言う事。

自分が不安定だともろとも崩れてしまう事がわからなかった年代だった。

 

歳を重ねて気付く事である。

しかし?なんで?この話になったのか?よくわからないが

彼女は、昔からの歴史を知っている私に言いたかったのであろうか?