とうとう、母が壊れてしまった。
90歳を過ぎた頃に考えるべき難題を、私も姉もずーと避けて来たのである。
90代に入っても、物忘れのすごさはあったが、
身体は元気だった。5年前に転んで骨折 人口骨を入れても見事
復活した母である。
相も変わらず、宗教につぎ込み散財をしていた。
しかし、貯金位は少し残っていると思っていた。
その骨折事件の入院時、母の通帳を託された姉は蓋を開けて
驚愕!! 定期預金が次々と解約されていた。
それから、少ない年金で暮らしていくしかないと
姉と二人言い聞かせたつもりだった。
だが、ここ数か月金銭管理が全く出来なくなってしまっていて、
電話料金や光熱費の引き落としがされなくなった。
家に散乱する催促状の端切れで(捨てたのもある)
ようやく、見えてきた現実
そんな折、近所の人からの電話で
『お母さん、動けなくなってるよ~!』と連絡が、、
今まで、母の事は姉に任せていたが
今度は、姉自身が病気で不自由な身体になり、
もう 本当に私しかいないのである😫😫😫
そして 一人になった。。。
到着した実家では、母がどこかで転んだらしく椅子に座ったまま
動けなくなっていた。
即、抱えながら車に乗せ病院へ
レントゲン、CTを取り医師の診察で骨盤部に骨のヒビあり
即刻入院となった。
ながーい 術前検査に付き合い丸々1日超過
骨折も想定内とも言えるが、母に付き添いながら気になったのは
母の言動である。
私が誰かは、わかるが口走るフレーズは
昔の事や、同じ言葉をリピートする。
認知症は急激に悪化すると聞くが、とうとうキターーーらしい。
途方に暮れる私であった。
折しも、姉のところでは
Wパンチで同居の長男も持病の悪化で手術入院になった。
いったい?なんの罰?天中殺か?
と思うくらい悪い事が続く
しかし、
これは、予期すべき事だった。ひたすら避けて、さけて~~
こうなったのである。