年金を引き出しに行くのに、交通手段がないので、
約10㎞の道を手押し車を押しながら歩いて行ったらしい。
先月行かなったから、いつ来るの?とさり気ないオファー。
草刈りは、従妹の息子にやって貰ったから、
今月はスルーしようと思っていた。
色々と、用事があるらしく来て欲しいと言ういつもの
私を忘れてるんじゃないのコールだ。
ここで、引き合いに出されるのは姉だが、
私より近くに住んでいると言いながら、母と姉は頼り合いながらも、
反発し合っている。
最近は、すっかりご無沙汰してその姿を拝見していないが、
姉は、かなりの肥満体で足腰に支障をきたしているらしく、
座ったり立ったりする動作がかなりおぼつかない。
90代で、大腿部骨折を克服した母の方がかなり身のこなしが軽い。
だから、いつまでも元気なのか?
それに、元来の気の強さと忍耐力は半端ないし、
姉と言うより私ともそりが合わない。
しぶしぶ実家に行って、いざ出掛けようとすると
着替えから始まり、ズボンがない!
財布がない!通帳、印鑑がない!とかで何十分も待たされ、
私の言葉も荒々しくなり、耳が遠いと言う事もあり
ツイツイ怒鳴ってしまう。
老いた母に対して、言うべき言葉ではないのだが、
全ておいて、いや60代になるまで私の人生は常に余裕が
無く、それは今現在も続いている。
母から見れば、この年になっても子供から冷たい言葉を浴びせられる事に
惨めな思いもあるだろう。
因果応報で、自分も本当に高齢になった時は、
自分の子供達からもっとひどい仕打ちに合う可能性大だ。
(あの子らには、十分その素質はある(-_-;))
それにしても、実家は荒廃しつつあるが、
40,50代で終活を考える人もいる時代、母より自分の終活なんて
いつになるのだろうかと思う。