年に1,2回しかシャンプーしないが、
犬と違って猫というものは、常に身体を舐めまくりグルーミングを
している。なんと1日の1/3をその作業に追われているとか
残りの2/3は寝ているらしい。羨ましい生き方?である。
我が家の良く育った猫も、『巨大結腸症』という病気になり
病院で掻き出してもらってから、
フードは、療養食を徹底し 獣医師の了解を得て
チュールとかいうおやつや鰹節を混ぜて与えるようになってから
排便が劇的に改善した。
高額な手術も視野にいれ 出費はやむを得ないと思っていたが、
今の所、元気に過ごしている。
ただ?、具合の悪い所を始終舐めまわすので常にハゲッ腹なのだが、
タレ~んと伸びた腹を見ると、腸が伸びてるのかしらと言う危惧もある。
現在は、換毛期の最終なので家中が毛だらけ状態
なぜか?背中の臭いも悪臭に近い。
1年に1.2回しか使わないから猫用シャンプーも残量結構ある。
臭いをかぐと大丈夫だろ?と自己判断。
早速、ゴム手袋をして浴室に閉じ込める。
この時点で、奴は察したらしい。これから何かが始まる?という恐怖
お湯の温度を素手で確かめ着手。
毎度のことで、じっとはしていない。爪を立てるので、
逃げた先からシャワーをかけ、もう捨てる覚悟のシャンプーを思う存分使い
胴体や腹あたりを泡だらけにゴシゴシ。
白昼の悲鳴が、浴室から響き渡った。隣近所は皆仕事に行っているので、
留守宅多し。夫は毎日恒例の銭湯に行って留守。
『もうお前は逃れられない! 私の餌食だあ~~~』
とサド気分満載の飼い主。
奴も年を経て、動作が鈍くなったのか?以外にその作業はスムーズにいった。
しかし?虐待されてるような悲鳴は、変わらなかったが・・
大判タオル2枚使いふいてやり、解放。。。
飛び出すように部屋の片隅に大量グルーミングである。
日の当たる窓際で、自然乾燥とブラッシングをしてやる。後はほったらかしだったが
数時間後、痒みのない体に気付いたのか?ほのかに漂うシャンプーの香りと共に
お礼を言いに、甘えて来た。
飼い主も何か?いい事をした気分になる。