こんなニュースを目にした。
動物の嗅覚は、優れているのは言わずと知れず。
いつもと違う異様な臭いが漂っていると
ただ事ではないと察知するのであろうか。
犬、猫両方飼った事のある我が家では、
まず、臭いを嗅いでからその物体を検分する動作は見慣れている。
我が家の猫は、生まれてから数ケ月後、獣医学生達の練習用手術で
集団去勢を受けた。オスだから女性を知らずに
成長したから、可哀そう🐱👤気の毒なのだが(笑)
その手術を兄弟猫といっしょに受け、譲り受けた私の実家で
数ヶ月過ごした。その後息子1が引き取り息子のマンションで1才になるまで
いた。
実家にいた時は、兄弟猫と遊び回っていて、母は外に出して木登りさせたり
自由にさせていたが、兄弟猫はやんちゃで遊び好き。日が暮れても
中々、家に入ろうとしなかった。すると我が家の猫が母に捜してこい!と
鳴き、目で訴えるのである。
その後、息子が引き取った当該猫は、狭いマンションの1室で過ごし、
外界は、窓からしか見れない生活になった。
兄弟猫は、母が奔放にしたせいか行方不明になってしまったが・・
兄弟猫がいなくなった事も知らず実家に息子が連れて行くと、
その姿を捜していたらしい。天涯孤独?(親や他兄弟は元気らしい(-_-;))
になってしまったが、
息子がきびしく?躾けたのか、餌はキャットフードしか食べず、
未だに、煮干しや小魚を与えても臭いだけ嗅ぎ食べるようとしない。
当時 出張の多かった息子が我が家に預けるようになり 結局
ウチの猫になった顛末があるのだが。
この猫は、おとなしく身体に不調がある時しか異様な鳴き声を
発しないが、
ある時、夫(主夫)が洗濯機を回していた時だった。
我が家は、井戸水と水道水を両方使用していて、
井戸水は、主に庭の木、草花等家庭菜園の水やりや洗濯とかに使っている。
洗濯機が置いてある隣の浴室からホースで井戸水を利用しているが、
これが、蛇口から出る水圧でホースが抜け落ちる事がある。
その時も、ホースが抜けてしまい水がほとばしっていたらしい。
異常な音に気付いた猫が、
別の部屋にいて、気付かなかった夫のそばに来て異様な鳴き声をたてた。
当猫は、必死に
『父ちゃん!!大変だにゃあ!!』と訴えたらしい。
今まで飼っていた犬2匹の内2番目の犬は、亡くなった姉の犬で
やむを得ず事後承諾で連れてきた犬だったが、
夫は、しぶしぶ受け入れたが結局最後まで世話をする羽目になり、
続いて動物預り所?に来た当猫も、最初は
『またか・・』とはた迷惑顔だった。
猫は、犬と違って散歩等の煩わしさがなくエサとトイレを用意すれば
何とも楽な生き物だった。ツンデレなので、お互い丁度いい具合の
関係だった。
しかし、日中ちょこちょこ動き回る相手に次第に愛着が
芽生えたのは確からしい。
この1件があってから、夫の猫を見る目が変わった?らしいが・・・