休みは、ドラマと映画鑑賞の日が定着してしまった。
Amazonプライムでこんな映画を見た。
癌は、早期発見というが、進行性のものならどんなに早く治療しても
又再発する。医学がどんなに進歩しても
特効薬が未だにない。特に若い人の進行は速い。
悲しく、悔しい位なぜ何とかならないのか?と思ってしまう。
この映画は、そんな事を痛感するヒューマンドラマだ。
スペイン、マドリード。胸に違和感を感じ病院へと行ったマグダは、乳がんと診断され右胸を切除することになる。失意の中、息子ダニの応援でサッカー場を訪れると、妻と娘を亡くしたアルトゥーロと出会い、2人は互いに惹かれあっていくのだった。術後も順調で、息子と恋人の3人で幸せな日々を過ごしていたマグダだったが、突然乳がんが再発。さらに転移までみつかり余命半年と告げられる。そして、マグダのお腹にはアルトゥーロとの子供を授かっていることがわかるのだった。残された時間はわずかでも、息子のため、恋人のために子供を産む決心をするマグダ。「日々お腹の中で成長する我が子を、この腕で抱きしめること」。それはやがて、彼女の生きる希望となっていく…。
右胸切除で完治するはずだったが、再発、転移余命宣告。
なんて早い進行度の癌細胞。運命を呪うとしか言いようがない。
けれど、こんな話は現実にある。
かの有名な小林麻央さんも34歳と言う若さで亡くなった。
残された小さい子供達の事を考えるとさぞや無念だったと思う。
私の学生時代の友の義理姉。お兄さんのお嫁さんだが、
とってもしっかり者だったと聞く。
切除手術後、抜糸時にはすでに転移していたらしい。
この進行の早いガンはどうする事も出来ないのか?
IPS細胞の移植が現実化するまで、一体どの位かかるのだろうか?
ヒロインのマグダは、子供を産み落として死亡。
衝撃的なクライマックス。生まれたばかりの赤子を抱きながら。
しかし、望み通り子供を産んだがその後が
残されたものがどんなに大変になるか?と
余計なお世話的な感情移入してしまった。
この劇中担当医である歌がうまい医師の歌も、感動してしまった。
残念ながら、YouTubeでは発見出来ず。
スペイン風の声量のある歌声。最後は、ヒロインの息子、赤ちゃんの父親
とこの医師が3人で赤ちゃんの面倒を見てる映像で終わる。