ニュースや新聞、ネットで、
『命を守る行動を取って下さい!』と呼びかけてるのに、
終戦の数年後に誕生した、夫さん。
昔から、エアコン嫌いの為、この極暑の中でも、
まるで、我慢大会みたいに日中はエアコンを入れず、
普段通りの生活を送っている。
これってどうなの?といつも思っているが、
こうゆう人間に付き合って、早〇十年だが、
思えば昔からそうだった。
元々、吝嗇なのも要因の一つでもあるが、
家のエアコンは、皆20年選手のものばかりなので、
電力費は嵩むのはわかる。しかし、その根底には
夫さんの父親の影響がかなりあるような気がする。
50代で亡くなった義理父は、元々裕福な家の生まれで、
K県の一等地が実家だった。
すこぶる頭もよろしく一級建築士だったが、只酒は飲まなかったが
ギャンブルと女癖で、実家の財産を食いつぶし、嫁に来た姑は
相当の苦労をしたらしい。
4人兄弟の末だった夫は、小さい頃から裕福な時代を味わえず、
狭いアパートに暮らしていたと聞いた。
その反面教師なのか?堅実な姑のDNAが多かったのか?
昔から無駄な買い物はしない。忍耐力も相当なものである。
しかし?我慢を重ねて、命を落としても元の木阿弥というもの。
いくら我慢しても、夏は数ヶ月。たとえ電気代が圧迫しても
快適さを望む私とはかなり違う。
だが、最近は体力をつける事で、
『心頭を滅却すれば火もまた涼し』
を遂行してるようにも思う。
自分が老年になった事を忘れているのじゃないのか?
いつまでも、昔のような体力は温存できない。のを理解していない?
方や、汗まみれで時代劇のTV鑑賞しているのをよそ眼に
後ろめたい気分にもなるが、
こちとら、仕事の事情で数日休めないのでマイルームは、エアコンフル回転だ。
秋の風が吹いたら、生きてるか?(夫さんが?)確認する事にしよう。
ちなみに、日中夫さんと過ごす同朋の猫は
暑さに強いのかよく検証しないとわからないが、
昔飼ってた犬達は、冷房の効いた部屋に居たがったが、
猫は、何故か?人工冷気が効いた部屋には長居しない。
家の中で、適度に涼しい所を自ら捜し、適当に睡眠やリラックスしている。
夕方の温度の下がった時に、ひろし(のお父さん)
は庭の草むしりらしい。