現場のオバサンから恵方巻の差入があった日。
女性陣は、
『わあ~ありがと!!』
さっそくご賞味頂いたが、
男性陣は、手にしない人達が・・
不思議に思い、訪ねると
差入してくれた人の大雑把な仕事ぶりや態度で
どんな風に料理したのか想像したらしい。
とても、食べる気が起きなかった?彼女の性格を
熟知してるのが、主な要因だが、
人は、それだけで真っ先に洗脳してしまう。
女性の方が、神経質と思うが子育てや生活で
徐々にたくましくなり、残飯でももったいないと思うような現実生活に
慣れて来る。
ここで、男性は意外に潔癖症が多いと言うのを垣間見る。
そう言えば、夫も飲食店経営だったから、
厨房に私が立つと、いちいち細かい事に口出し
辟易する事がある。
聞くと、彼らは親や奥さんが握ったおにぎりしか口にしないと
互い言い合い盛り上がっている。
奥さんを愛しているのねえ~
と 思うが、
せっかく好意で差入してくれた相手の善意を
無にし、ノリで相手を罵倒している風に聞こえる。
たとえ相手がどんな風に料理していたとしても、
好意として受け取る態度を示すべきなのでは?と思う。
なのに彼等は、頂いた相手にはさすがに社交辞令だけは言ったが、
その後は、その恵方巻をすぐにゴミ箱に捨てようと
言っている。
しばらく黙って聞いていたが、流石に我慢出来なくなり言ってしまった。
『あんた達って、いいとこのお坊ちゃん達だったのね~~』
最小限の皮肉のつもりだが、実際は 『何様?!』
と言いたかった。
ちなみに、女性陣は完食しました。昼食はこれで1食分浮いて
『やったあ~』と思った。
男の見栄より、女は常に現実的です。