台所の権利を主夫のダンナにいつの間にか受け渡して早数年。
今では、ザルやボールや鍋の配置がいつの間に変わり、
食器洗いのスポンジも何種類かあり訳分からん状態だ。
元々飲食店を経営していたので、厨房関係は慣れているが、
掃除は???どうなっていたかは割愛したいところだ。
掃除も定期的にやっている様子だと見たのは錯覚?とも言える。
ガスレンジや排水口の汚れが半端ない。
留守の間にゴム手袋をして徹底的に磨いた。
さて?帰宅した夫。
感謝する所か?『何だ?あれ!?』とまさかの逆反応・・
今までも見かねてやった事があるがここ数年ぶりの久々の台所掃除だった。
どのスポンジを使った?排水口に油を流したな?と矢継ぎ早に
文句を言い始めた。
そう言えば数ヶ月前外の排水口が詰まり、ワイヤーを入れて悪戦苦闘してた事を
思い出した。
スポンジは新しいものを出して使い尽くし、レンジ脂のカスや排水口のヘドロ?
は新聞紙に取り丸めて捨てたが
それを言って説明しようにもこのジジィは聞く耳持たず。。
一体?なぜ?そんな事で怒り狂うのか?
そう言えば、昔から変な所で切れるところがあった。年齢を重ねて
益々その部分が残っていたらしい。
これは、もうしばらく時間を置くしかない。
だが?こんな細かい事を口出す昭和オヤジと後数年?いや数十年
お互い友白髪になっているが、やって行けるのか?と思う。
今は私だけが働いているが後々四六時中同じ時間を過ごすとなると
最悪のパターンになりそうだ。
若い時程勢いがないが、険悪ムードが常に漂う日常に
耐えられるだろうか?
私と同じような環境の友は、なるべく夫との時間を避ける為
仕事後はジムや友達の家に行き時間をつぶし、休みの日は姉妹のやっている
旅館のバイトをしている。
常に精力的、活動的な彼女だが 私は彼女のようにタフではないので
せいぜい、自分の部屋に引きこもるしかないようだ。