隣の芝生は青いのか?

2人暮らしだけど、1人でお気楽食事がいい。けれど料理は無。 日々雑感、生活難、家族難多彩。内向的?毒舌が特徴。

早朝の墓の草むしり。蜂ややぶ蚊に刺された手はグローブに??

実家の墓は、父と唯一の男子で生まれて直ぐに亡くなった兄が

眠っている。

この亡くなった兄の後直ぐに生まれた私は、

『あんたは、ホントはいらない子やった』とよく次姉から

いじめられた記憶がある。

次姉は長姉と違い、昔から私を子分扱いしていた。

お互い年をとっても、そういう所が時々垣間見ることがある。

待望の男子誕生が、すぐ亡くなりおまけで生まれた私だったらしいが、

幼かった記憶の中では、未だに覚えているから、

何か?心の中に引っかかっていたのだろう。

 

 

その墓場の近くには長姉と義理兄の墓もある。

そこは、山手の坂の上がった所にあり、

姉と義理兄の墓は、毎年義理堅い義理兄の兄や妹が草むしりや掃除を

してくれている。

 

母は、お盆が近づくと墓の周りの草むしりに行くが、

90歳の大台を迎え、たとえ気丈とは言えど この極暑でさすがに弱音を吐いた。

昨年は、次姉と共に掃除をしたらしいが、

肉体労働はおーよそ不向きの巨体で、最近は寄る年波と根っからの

掃除嫌いの次姉。突っ立ってるだけで役立たずのトド(笑)に呆れたのか?

私に愚痴をこぼした。

90歳を過ぎた母に、老後の面倒を見ず放任している呵責や後ろめたさが

ズシーンと追い被さる。

母は、なぜか?働いてる末子には負担を掛けぬよう気を使っているが、

『ヘルプミー』が感じ取れる。

 

お盆はサービス業従事の私は、その期間毎年休めないので書入れ時前の

唯一の休みだったが、

その日は、夫は義理母や父の寺院のお坊さんがお参りに来る日だった。

なので単身実家にいや実家の墓に赴く事にした。

 

早朝、いつもなら夫の運転で50数分かかる高速道路を追い越し車線

1直線140キロ速度でかッ飛びで30分で到着。

日の出から大分過ぎていたが、早朝だったので山間の墓地はまだ涼しかった。

一気に、持参したカマで伸びた雑草をカッ?切っていたが

太陽がぎらぎらと現わそうとする数十分前、突然伸びた雑草に

巣くっていたハチの巣に気が付かなかった。

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一気に出てきた蜂に、手袋をしていたが鋭い痛みに襲われた。

半袖Tシャツで、軍手だったが露わになっている素手の部分も

いつの間にかやぶ蚊や草の切れ目で腕の裏側が切り傷になっていた。

まだ、墓の後方に残した雑草が生茂っている。

長袖の服や腕の長い手袋をしてこなかった事に後悔する。

数分迷った末、車で数分の実家へ行く事にした。

蜂の撃退スプレーとかあるかも?それと長袖の服を借りようと思った。

なかったら、ホームセンターで買ってくればいいかと・・

だが?店が開く時間帯ではなかった事に気が付く。

実家に着き、母に事の顛末を訴えると

蜂の撃退スプレーはあるし、自分も行くと言う。

その後は二人で、蜂をスプレーで撃退し草刈りの再開である。

野良仕事に長年慣れている母の草刈りは、やはり凄かった。

とても90代とは思えない達さばきである。

つくづく、この人身体(腰の曲がり具合は相当だが)や耳、目、口の

活力は一体どこから生まれてくるのか?

このまま、100歳までも充分生き延びそうだ。

我が母ながら、その姿の背後に後光が指しているように思える。

 

その後、買物や母の用事を済ませ帰宅したが、

蜂に刺された両腕が 翌日、翌々日腫れて凄い事になった。

ドラックストアで買った、塗り薬を塗っても効果なし。

痒みも半端ない。搔くのでよけい悪化したらしい。

画像でお見せしたいところだが、あまりにも見苦しいのでやめた。

とにかく、両手グローブになり 青筋や血管の浮き出た手にこれいい!!

とかという最近頓に広告の出てる通販商品なんぞ吹き飛ばしそうな位

えくぼの出た手になった。年齢を重ねると皮膚の新陳代謝は皆無らしい。

 

 

さすがに、皮膚科のお世話になる事に(-_-;)になったが、

やはり、医者の処方した薬剤は安くて効果が出てきた。

まだ完治と言えないが・・