隣の芝生は青いのか?

2人暮らしだけど、1人でお気楽食事がいい。けれど料理は無。 日々雑感、生活難、家族難多彩。内向的?毒舌が特徴。

90代1人暮しは、限界に達しているがまだ頑張って欲しい一体いつまで?

いつまでも1人暮らしさせてはいけないと思いながら、

そこそこ元気で、何とか暮らしているので、

同居に踏み切れない事情があるのだが。

 

姉は、私より実家の近くに住んでるから1ケ月に数回は様子伺いには

行っている。(これは生存確認も兼ねるが(-_-))

 

昔から次姉は 母とは私より折り合いが悪く、3姉妹で同居していた長姉が

亡くなり傍から見れば次姉が母の責任順序と言える。

だが、見かねた親戚一同やご近所さんから

『いいかげん面倒見ろ!』と言われても頑なに同居を拒んだ姉である。

姉は長男と二人暮らしで、60代後半で仕事はしていないが、

同居して母の面倒を見る気はさらさらないと見える。

仕事を持っている私より時間の自由が利くはずなのだが・・

それにはそれなりの彼女の理由があるのを私はわかっている。

 

その根底には母の今でも信仰している宗教が原因なのだが、

母は何十年も前からこの宗教に盲信していて、私達姉妹を常に信者にしようと

と勧誘する。それを拒み続けた私と次姉だが、病気になった長姉は

同居していたのと病気になった事で母の言われるままに従った。

 

そういう事を特に毛嫌いしている次姉は、私にも何度か忠告しに来ていた。

母はなぜか?18歳から家を出て進学就職、離れたまま結婚してしまい

ずっと親元にいなかった私に対しては蚊帳の外にしていた様に思う。

 

それにそれ以外の事では普通の母親だったし

田舎の風習や近所付きあいや兼業の農業の仕事もこなしていたから、

本人の趣味趣向に任せていた。だが私達の知らない間に母は

エスカレートしていったらしい。

家を守ってくれる姉が亡くなってそれは益々増長していった。

 

そして、

それが今では、母の生きる糧になっている。

年追えば、いつか遠のくと思っていたが不思議な事に

それが母を長生きさせているように思う。

だが?久々に実家を訪れると

家の中の荒れた様子が一段と目につく。

田舎のだだっ広い客間などは、さすがに近所や宗教関連の客が

来るので掃除はしているらしいが、

台所は、ひどかった。シンクやガスレンジが汚れ放題。

いつもは付けっぱなしの換気扇はなぜか?その日は消してあったのが

故障してたのか?とも思う。

 

この日は、恒例の草刈りの為そこまでかまう暇がなかった。

暑い最中、夫と共に草刈りし汗みどろになり、

台所の汚れは見ぬふりをした。正に臭い物に蓋をする状態だ。

こんな状態でも母は毎日生活して今まで無事過ごしている。

だから、まだ大丈夫だと思ってしまう。

私が、仕事を辞め自由な時間が出来るまでまだ数年ある。

まさか?100歳までこの状態が続かないとは思うが

それでも?私が注意するとあれこれ言い訳する。まだ強気は残っている。

これも 信仰宗教のおかげか?

昔から勝気で、かかあ天下で父は母の言いなりだった。

父も長姉も、母の毒毛で早死にしたのかも?(父は76歳で逝去だから違うか(-_-;))

 

草刈りミッションが終わると、そそくさと退散し

ストレス解消に夫に、アウトレットに寄ろうと提案。

お互い見て回るだけで、何も買わないが、

真ギャップで均整を保つ。あくまで夫は傍観者である意味私の言いなりに動く。

その点は、母のDNAらしい。

つい数時間前まで草刈りしていた夫婦は、着換えて

ブランドロードを歩いている。

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