苦節10年余り
10数年前、ある事情で夫に数百万の借金をした。
夫婦なら共同資産運用だが、夫は、私の散財癖を知った時から
私に係わるお金は一切出さなくなった。
お金は貸すが返せと意味合いになる。
毎月家賃程度のお金を返済し続け、本来なら最初の借金額が
5年位で完済の予定だった。
だが、返済金で余裕がないので、
車購入や車検の度借金額に加算されどんどん増えていった。
それが、来月位でやっと目途がつきそうだ。
我ながら、身内の借金とはいえよくぞここまで来たものだと思う。
これが血縁関係のある母や姉妹だと、ある程度の返済で
もういいよ。言っていたかも知れない。そこは夫婦と言えど他人。
ちなみに夫は、自分の兄弟達にもシビアなのだが
総返済額を貯金していたら、かなりの額になる。
その間、貯金はもちろん出来ず借金のある身で貯蓄なんて無縁の
数年間だった。
老後資産2000万円が問題視されているが、自分個人だと到底無理な相談だ
65歳の定年まで後数年のカウントダウンだが、果たして貯められるだろうか?
と考えてしまう。
クレカの返済や生活費、保険代 到底満額年金になっても
下流老人の道まっしぐらである。
結局夫頼みになるだろう。
しかし?吝嗇、究極のケチの夫。
彼を見倣って老後生活を営むには非常に苦難な道が待ち受けている。
果して私は今更ながらかの夫について行く事が出来るのであろうか?
近い将来を見据えてしまう
仕事先では、現場仕事の応援で久々に出前定食が・・・
社会に属さくなるとこんなものも無料で食べれなくなる。
旅行三昧、余裕の老後とは無縁生活になりそうだ。