隣の芝生は青いのか?

2人暮らしだけど、1人でお気楽食事がいい。けれど料理は無。 日々雑感、生活難、家族難多彩。内向的?毒舌が特徴。

サービス業のサービスは、時代で変化する。

1日車検は、無事通過。

私の車は、メーカーの営業所で購入したものだから、

昔のように、担当者が家まで車を取りに来て持って行く事を

しない。自分で持ち込み代車を借りるが、

一体いつからこんなサービスが無くなったのか?

民間の車屋や他のメーカーさんでもやってくれる所もあるらしいが。

そう言えば、昔は新車を購入する時は、付属品やオプションを

サービスで付けてくれたりしたが、その大盤振る舞いと言うのが

無くなってきたように思う。

 

先日も、上司が古くから利用している顧客に

何でもかんでも、サービス値引の要求に、

『今は、そんな時代ではない。昔と同じ条件は通用しないし、

 それに対して納得行かないのなら、誠に遺憾ですが、

 そちらの条件にあった所を捜して貰うしかありません。』

と言っていた。普段は反発してるこの上司だが、

その言葉も一理あるような気がしてきた。

高度経済成長後のバブル時の何でもありの時代は去ったと言う事らしい。

確かに、人手不足からショッピングセンターの広い売り場(特に衣料品)

には、店員が僅かの所は多い。

物を買っても、その商品はテナントの商品なのでポイントは尽きません。

とか言う。

又、コンビニに行けば、疲れたパートのおばちゃんが『いらっしゃいませ♪』

と言う言葉を聞かない時がある。(ちなみにこれは田舎だけかも?

研修の充実してる都会派コンビニは違うかもしれない(-_-;))

 

常に日常不満症候群の私の接客や同僚に対する態度と似ているような・・・

日本はと言うと語弊があるが、世間は今迄過剰サービスし過ぎ、

消費者を甘やかしし過ぎたツケが回って来たのかもしれない。

 

ワイドショーで、見たがクレーム処理を受ける企業のカスタマーセンターでは、

まずは、謝る『申し訳ございません。』と言う言葉を無くしたらしい。

最初の言葉は『貴重なご意見ありがとうございます』らしい。

そこで、初めて当商品に不備があったようでご迷惑をおかけしました。』

とかで進めて行くらしいが・・

人の心理をとらえ、逆情状酌量に持ち込む作戦のようにも思うが・・・

いずれせよ『お客様は神様ですう~』

と言う時代は、終わったのかも知れない。

 

そういう世代に過ごした中高年としては、昔の名残が何時までも

続くと思い込んでるが、

実際は、ポイント還元や○○%オフとかは、昔は八百屋に行くと

『今日は、お安くしとくよ~』とかが宣伝伝達方法がネットやCMに

変化しただけなんだろうと思う。