2月に予定している 同志だけの中学同窓会の打ち合わせで、
幹事の男子（当時は？）と話してたら、地元駅の話になった。
未だに廃れ切った市中心街の駅。それでも昔はまだ活気があった。
県の中心地へ行きたい時もこの駅からだった。
田舎の子がその駅から羽ばたく為の言わば登龍門見たいな
駅である。
中学や高校の修学旅行はその駅から出発した。
そして、高校を卒業して進学先へ出発する為、友達や母親に見送られ
胸に希望新たに出発した懐かしくもある思い出深い駅だ。
子供が小さい頃は、バスや列車の乗り方を教える為
この駅から切符の買い方を教えた駅でもある。
私の実家は、その駅から更にローカルバスで行き、
さらにさらに徒歩15,6分歩く超ど田舎である。
現在、その駅は新しく改装されて見栄えが良くなったとか？
今や、実家に帰省しても、車で通り過ぎるだけで、
縁のない駅になってしまった。
その彼が『修学旅行覚えてるか？』と言った。
確か、関西と関東に行き夜行列車で1晩明かしたのを覚えている。
東京タワーで、自由時間の待ち合せに遅れ、
先生にこっぴどく怒られた記憶だけは、なぜか？覚えている。
大人になって、東京タワーに行くとその思い出だけが鮮明に浮き上がる。
そして？
『あの時は蒸気機関車が通っていたの覚えている？』と
ええっ～！！！！
らしい。おおよそ45年前 そんなに経ったのが不思議(-_-;)だが・・
一瞬？アンタ何言ってるの？ボケたの？と思うが・・
まだ走っていたなんて記憶がない。
戦後か？と思わず思ってしまうが、戦後10年以上経て生まれているはず？
だが超田舎だとまだ走っていたのかも？と思うが
自分の薄れゆく記憶は曖昧だ。
私が記憶してるのは高校時代で受験で都会に行く時は、
完全なる電気機関車で行ったを記憶している。
中学時代はその3.4年前だ。その時にはまだ蒸気機関車が
走っていたのであろうか？
その辺が、全く興味がなかったので無知極まりない私であるが、
そんな時代の変換機に生きていたなんてつゆ知らず
時は過ぎてしまった。
気がついたら、60代大台。
ミニ同窓会はやはり
『昔は、やはり古き良き時代だったなあ～』
と盛り上がるだろう。
