気に入ったものは、流行に関係なくいつまでも着たいと思うが、
例えば、10年位前に買った6万円近くしたダウンコート
クリーニングのし過ぎで色あせしてリサイクルショップに持ち込むと
査定対象にならず、そこで処分して貰った。
余り着ずに取って置いたものが、約10年サイクルで再び
リバイバルする事がある。
しかし?着る本人が加齢で似合わなくなっている。
まだまだいけると思うのが本人のみ。
ここで気にしないと言う強者ではないのだが、年代に左右されず
着れそうだと思うものもある。
特に現代はその人の個性でファッションを選ぶ時代。
いい時代と喜ぶべきである。
何年前だろうか?記憶にないのだが、その季節の度着たり、着なかったりの
アンゴラのショートコートいつ買ったのか?
記憶をたどると、やはり10年位経ていた。
メルカリやオークションサイトに出品しても流石に売れそうもない品だ。
スペースの空き容量を考え、捨てる事に・・
ついでに、パジャマの上に羽織っていたヨレヨレニットフリースも
ゴミ袋に入れる。連休だったのでこの機会に断捨離を試みる事に・・
クローゼットを開けるとロクに着ずに太って着れなくなった物が
沢山出てきた。
これを1枚1枚写真撮影して売るのも労力と面倒くささが憚る。
それでも?少しでも小銭になるのならと目につく夏スカートを
撮影して見た。
これも、40,50代の時に購入したものだろうか?
白の方は、一度も着ずのこやし部類だが保管状態が
悪かったのか、黄ばみが少しある。だがよく見ると麻生地のイエローグリーンの方に
汚れを発見。これで一気にやる気が失せた。
痩せたら着る機会も?・・・と思うが、かといってゴミ袋行きには
したくないと又戻す。
昔知り合ったかなりご高齢のご婦人だが、ご主人が若い時に先立たれ
財産や遺族年金(当時の金額まま受給)があったので、悠々自適の生活を
されていた
1人暮らしの寂しさを洋服を買う事で紛らわしていたようにも思う。
体系や年齢は関係なくデパート通いで洋服を買うのが生きがいのように
散財しまくっていた。
買っても着ない事も多く、洋服類だけが1人住まいにあふれ、
眺める事での自己満足もあったのであろうか?
彼女は試着中に脳梗塞で倒れ、何とか闘病を経て復活したが、
介護施設で生活する事に・・施設に引っ越しする時手伝った親戚達が
目のしたあふれる衣類の多さに目を覆ったと聞き知った。
疎遠になってかなり経つが、まだお元気な事を願う。