隣の芝生は青いのか?

2人暮らしだけど、1人でお気楽食事がいい。けれど料理は無。 日々雑感、生活難、家族難多彩。内向的?毒舌が特徴。

奈落の底に突き落とされた日 悪性の可能性大と告げられた・・

MRI検査を受けた翌日

検査結果を聞きに病院へ

たかがシコリ、しかも皮膚に出来大した事では

ないだろう?と穴を括っていた。

 

待ち番号を呼ばれて診察室へ、画像を見ながら

若い女医さんが、説明し出す。至って冷静である。

『フンフン』と聞きながら

次に放った言葉で我が耳を疑った。

『これは、悪性の可能性大です。。。』

『エッ🥶🥶🥶🥶・・・・・・・』

 

その後、追い打ちをかけるように先輩らしき男性医師が

顔を出し、3人の医師が見て判断しました。

と言う。

その時点で、

頭が真っ白状態。

可能性としたら、何ガン?何腫瘍?と冷静に聞く余裕は

全くなしである。

 

『この病院で、生検も出来ますが今後、転移とか検査で

 色々調べていく上で大学病院の方がいいかと思います。

 紹介状を出しますので、どうされますか?』

パニック状態の私に、その判断だけは理解できた。

今の自分の体の中に、進行している病魔があるのであれば

専門医のいる病院が良いのだろう。

 

医師が紹介状を書いたり、画像をCDRにかきこんだりして、

待合室で待たされている間も、

ほとんど放心状態である。

 

朝、病院に行く時に近くのショッピングセンターで目をつけていた

ダウンを帰りに買いに行こうと思っていた。

全てが消えた。

 

これからの事を考えると、無駄遣いなんぞしていられない。

電話で連絡したのは、結局血のつながった身内。

特に、超高齢の母なんて耳が遠いから恐らく 理解出来ないだろう。

姉とは、不仲なのだがこんな時は、姉と長男しか思い浮かばなかった。

夫の反応も (これは論外と言おうか?ここに記す事さえ

躊躇う反応である。別の機会に話す余裕が出来たらご披露しよう)

 

姉に関しては 

普段、lineや電話でさえ避けられていたがその日はなぜか?出た。

事情が事情だけに、話だけは聞いてくれたが

 

長男は保険代理店に勤めているので、

それも最近こやつの勧めで、今まで加入していた医療保険を解約し、見直し

新たに書き換えたばかりだった。

新規加入からの有効度は3ケ月後らしい。

何と、不運は続くなり・・

 

そして、月末の大学病院受診日にまた奈落の底の底が

待っているのか?と思うと

自分の人生終末期に来たように感じる。