スーパーバイトの同僚の30代後半の女性
自分の子供のような年代の子だが、
なぜか?気が合い仲良くしている。
まっ 仕事そっちの気で雑談してる時が多いのだけれど。。
色んな話をしている内に彼女の生い立ちが分かってくる。
普通のサラリーマン家庭だったが、
両親は、DVでかなりの毒親だった。
父親→母親、子供に暴力
母親→子供に暴力や金銭搾取(父親への腹いせが原因か?)
そんな環境で育った。
毒親っていう言葉は、最近になって出てきたように思うが
昔からやはり存在したのでしょうね。
発達障害しかり、
当事者がクローズアップされて問題視されるようになったのでしょうか?
私の周りでは、経験者がいなかった。
いたとしても、口を閉ざしているのかもしれない。
子はかすがい、子供の為なら命を投げ打ってでも なんて美辞麗句なのか?
父親の暴力で、高校生の時肋骨を骨折。
医者にも連れて行って貰えず
1ヶ月位学校を休んで痛みに耐え、その後アルバイトをしてお金が入ってから
受診したら自然治癒した骨が、変な風にくっついていたらしい
その話を聞いた時、
他人事ながらその同世代の親として、『許せない💢』と思った。
また、家を出て、アパートをかりるためにアルバイトを掛け持ちして
貯めた貯金通帳を母親に搾取された。
母親は、そのお金で散財したらしい。
小さい頃から親に従うように躾けられ、
抵抗や誰かに助けを求める事が、出来なかった。
それでも、先に妹が家出、逃亡。
自分も結婚を機にやっと親から離れることができた。
だが、彼女の場合 結婚した相手も発達障害でその後更なる苦労を
するのだが
このドラマさながらの波乱万丈な人生を送っている。
この生い立ちだけで、かなりのストーリーができそうである。
子供を自分の所有物のように扱い、マインドコントロールさせる。
それが出来る毒親って、どんな人物だろうって思ってしまう。
いつか自分の人生にしっぺ返しがあるはずである。
親から離れても、離婚しても彼女は歪んだ人生を送らなかった。
必死に生き延びた。
真っ直ぐに筋の通った自分の意見を言う姿は、そんな境遇の中で
自分で道を切り開いた結果である。
そんな中でも、仕草1つ1つに備わった上品さを垣間見る時があるが、
これも、たとえ毒親でも激高時以外はちゃんと躾けられたのであろうかと
思ってしまう。