隣の芝生は青いのか?

2人暮らしだけど、1人でお気楽食事がいい。けれど料理は無。 日々雑感、生活難、家族難多彩。内向的?毒舌が特徴。

還暦過ぎてもお茶くみ仕事が付きまとう。学んだ事はこれだけだったが・・

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昔のOLと言えば、客や社員のお茶出し、コピー取りがメインだった。

結婚までの腰掛とかよく言われたが、

事務職だと、今はコーヒーメーカーとかが事務所内にあり、

其々好きな時に飲む環境になった。

客にお茶を出すと言う花嫁修業の一環みたいな仕事は、

昔から嫌いだった。

初めて、就職した所は昼食時にビルの一角に屋台の弁当屋が来て

上司の弁当を数個順番に買いに行かされた事を

覚えているが・・

お茶出しと言う仕事は、苦手なのになぜか?いつまでたっても

私の進歩しない仕事についてくるらしい。

 

40代の頃だったか?男性社員に10時と3時にお茶を出すと言う所にいた。

当番制だったので、お茶当番というのが巡ってくる。

料理もそうだが、お茶1つにしてもそれぞれの入れ方がある。

お茶ッパを急須に入れて・・は この頃余りないがお茶パックが多い。

メンド臭さ満載の私の入れたお茶は、急須にお湯を入れて

すぐに湯飲み茶わんに入れたものは薄くお茶アメリカン?

お湯に少々色が付いたようなお茶だった。

その当時同僚だった女性の入れたお茶は常に色取りもよく心の

こもったお茶を入れていた。

お茶くみ事態を、女性の仕事と思っている社内環境は

いつまでも残される慣習なのだろうな。としか思っていない私

どうしたら、この安いお茶パックで色取り良いお茶になるの?

と聞いて見た。

寒い季節は、コーヒーのようにお湯をいれて湯飲みを暖め、

お茶パックはスプーンで絞って出すのよ。と言った。

 

以後、彼女の手真似で嫌いなお茶くみもそうした習慣が身に付いてしまった。

時代は変わっても、1事務員で私の仕事人生はエンドマークに

なりそうだが、学んで得たものは唯一これだけだったような・・

 気がする。

来客の少ない家庭では、お茶ッパが常時買い置きもなく、

予期せぬ来客があると、急ぎコンビニでペットボトルを買って

どうぞ。と勧める。

夏は麦茶を、台所を占領した夫がせっせと作ったものを出すが・・

 

思えば、一番嫌いで苦手だった『お茶出し』を

未だにやってる。。。が

天職と言うより、

客から見れば、老いぼれババが出すより若い女性の方が商談も

はずみそうだが、現状は人手不足の状態で渋々やっている。

キャリアUPの才能の開花もなく年齢だけ行き進み

これも仕事の内と諦めているが・・

 

どうやら、私の仕事人生 にはもれなく付いてくるらしい。と

納得せざるを得ないが・・