今年も最後はパワハラで〆てやろう。
世間の社会人が年末年始の長い休暇という今日この頃
サービス業は書き入れ時。
相も変わらず、仕事だ。来年の5日までは休めない。
いつもは、現場に出ないパワハラ上司は、何を思ったか?
率先してなぜか?現場の応援に回っている。
細かい事にも口出しして、ミスった者にはことごとく
叱咤し、周りを不快さ全開にしている。
今月に入ってミス連続の同年配の同僚が、なぜか?
白羽の矢ごとくマークされていた。
上司のやり方は、徹底的に口述で攻め本人が辞めると
言うまで追い込む。彼が着任してからを見てるとそうなる。
相手が男性だともっと拍車をかける。それで実際退職した者数人。
勤続数十年で、会社の歴史を知っているこの同僚は、
元々、かの日本トップの銀行にいて、この地に嫁に来た。
家族は、ダンナ様は40代の時ガンで亡くし子供は独立したが
亡くなったダンナ様のご両親と未だに同居している。
それを聞くだけでも中々のご立派の人物なのだが・・
この彼女は、かなり肝の座った性格で何事にも動じない事だ。
ある意味
『な~にも考えてない?』
とも取れる。上司のイヤミに耐える忍耐力がある?と言う事とは
別に 問題自体他人事ように捉える所がある。
長々と続く上司の叱責にも常に平静を保っている。
質問されても淡々と受け答えする。
(ただ言葉足らずの部分があるが、変に弁解するよりいい)
周りの者は、早くこの時間が終わらないかを待つだけで
誰も助け船を出さない。
皆自分に矛先が向けられる事だけ避けようとする。
私自身も、その中の1人なのだが、
四面楚歌の中に一本のロープを投げたいと思うが、
なぜか?皆この上司の恒例行事なのを知り尽くしている。
同情を買うより、この人は上を行く?
終わっても、冷静に仕事を続け普通に振る舞う心臓に毛の持主。
そうなると、へんな論議で時間を無駄する上司の反逆派が増えるだけ。
表面的に感情に出てしまう より人間派の私としては、
こういう無党派的な人物になれたらと思うが、
彼女の冷静さを維持する事が出来る性格にあこがれる。
その部分だけを、習得したいと思っている自分がいるが・・
来年こそ 冷静沈着を心掛けようと決心するけれど、
60年も備わった性格改善は年齢を重ねれば直困難ともいえる。
今年の〆も愚痴オンパレだが、落ちぶれかけた脳の刺激には
丁度いい案配だった。
ちなみに長年クリスマスケーキにありつけなかったが、
今年は、なぜか?この最悪上司からのケーキのプレゼントがあった。
この方の背中には悪いものと良いものが共存しているらしい。